『マガン』 天然記念物

『マガン』は 、国指定の天然記念物です。

全長65-86cmで、翼を広げると1.4mほどになる大型の水鳥です。
冬になると遠くカナダ、アラスカ州、シベリアなどから飛来してきます。
宮城の県鳥とされ、日本に渡ってくるうちの70%が、宮城県内の伊豆沼・内沼の周辺で、草の種子や葉などを食べて冬を越します。

全体的に黒っぽい茶色で、額から嘴にかけて白い斑紋があり、足は橙色をしています。
数百、数千のガンが「竿になり鍵になり」言われる「雁行」(がんこう)と呼ばれる隊列を作って飛んでいく姿は美しく、冬の風物詩として、季語としてもつかわれます。

また、この隊形は臨機応変な対応が可能で、敵の動きを素早く察知しながら、縦方向に敵陣を突破する陣形として、昔から戦陣のひとつとしても取り入れられています。

ガンは、「小さな枝や柴をくわえて旅をする」習性があります。
北から日本に来るとき、海ではそれを浮かべて羽を休め、春に北に帰る時もその枝をくわえて帰ります。

函館の「一木の松」は、飛来したガンがくわえてきた枝や柴をここに置いておくことで有名でした。
村人は戻る時にまた要るだろうと保管しておき、春になると松の下に出しておき、これをガンがくわえて飛び立っていきます。
しかし、春が過ぎても多くの木や柴が残り、その数だけ帰れないガンがいたかと憐れみ、ガンの追善供養のため、旅人や修行者などが訪れると一夜の宿を提供し、その枝や柴で焚いた風呂に入れ、何がしかの金を持たせて発たせる「雁風呂」という風習を生みました。


1974年 黒沢明が出演したサントリー角瓶のCM「雁風呂」です。
全日本CM放送連盟(ACC)グランプリ


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『根尾谷淡墨ザクラ』 岐阜県 天然記念物

『根尾谷淡墨ザクラ』 (岐阜県)は 、国指定の天然記念物です。

樹齢約1,500年、樹高16.3m、幹周り9.9m。
満開の時には白く、散り際に淡墨色になることから淡墨桜と名付けられています。

↓ストリートビューで桜見物!


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『山高神代ザクラ』 山梨県 天然記念物

『山高神代ザクラ』 (山梨県)は 、国指定の天然記念物です。

エドヒガンザクラで、推定樹齢約2,000年。
樹高10.3m、幹周り11.8mの巨木です。

↓ストリートビューで桜見物!


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『三春滝ザクラ』 福島県 天然記念物

『三春滝ザクラ』 (福島県)は 、国指定の天然記念物です。

樹齢1000年超のベニシダレザクラ(紅枝垂桜)の巨木です。
樹高12m、根回り11m、幹周り9.5m。
枝張りは東西に22m・南北に18mというみごとな桜です。

↓ ストリートビューで見物できます!


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『狩宿の下馬ザクラ』 静岡県 特別天然記念物

『狩宿の下馬ザクラ』 (静岡県)は 、国指定の特別天然記念物です。

源頼朝の富士の巻狩り(1193年)の際、馬からおりた所とされたことから、
狩宿の下馬ザクラと呼ばれるようになりました。

樹高35m、幹囲り8.5mの巨木でしたが、台風などで弱ってきており、全盛の姿は見られませんが、
富士山をバックに咲く名桜はまさに日本画の世界です。


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『堀之内貝塚』 千葉県 史跡

『堀之内貝塚』(千葉県)は 、国指定の史跡です。

縄文時代後期から晩期(約4000~2000年前)にかけて形成された馬蹄形貝塚です。貝層は東西225m、南北120m、明治時代から発掘が行われ、縄文時代後期前半の標式土器となっている堀之内式土器で知られています。

現在は堀之内貝塚公園として公開され、出土品は隣接する考古博物館、歴史博物館に収蔵、展示されています。


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『いぶき山イブキ樹叢』 茨城県 天然記念物

『いぶき山イブキ樹叢』 (茨城県)は 、国指定の天然記念物です。

茨城県は、イブキが自然に分布する北限とされ、ここに樹叢となっているこの地域は大正11年(1922年)に天然記念物としてして指定、保護されています。

明治末頃までは林を形成するほど多くのイブキが見られましたが、現在では保護の甲斐もなく、丘の南側に3本、北側に6本の計9本が見られるだけとなっています。

茨城県日立市十王町伊師


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『帝塚山古墳』 大阪府 史跡

『帝塚山古墳』 (大阪府)は 、国指定の史跡です。

二段築城の墳丘をもつ前方後円墳で、全長約120m、後円部直径57m、高さ10m、前方部幅50m高さ8mあります。

古代豪族でこの地に住んでいた大伴氏の墓とされ、埴輪などの出土品から、古墳時代中期(4世紀末~5世紀頃)に造営されたものと考えられています。

明治時代までは、「大帝塚」と「小帝塚」と呼ばれる大小二つの古墳があり、大帝塚の方は、現在の大阪市立住吉中学校の敷地となっています。
他にもこの付近には多くの古墳が存在したことが確認されていますが、市街地化によって埋め立てられ、現存するのはこの帝塚山古墳のみとなっています。

大阪市住吉区帝塚山西2-8


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『鵜の山ウ繁殖地』 愛知県 天然記念物

『鵜の山ウ繁殖地』(愛知県)は 、国指定の天然記念物です。

愛知県知多郡美浜町にある国内でも代表的な川鵜(カワウ)の繁殖地で、約200年前頃から丘陵地のアカマツ林から東の布土地区に約9,000羽のカワウが常在し、地域では昔から鵜の糞を肥料として販売して収益をあげていました。

昔は全国に生息、一時激減し天然記念物の指定を受けて保護対象となりました。
現在はまた少しずつ戻ってきているようで、全国的に自然が戻ってきているということでも歓迎ですが、一方で、鵜の糞によって松やコナラなどの木に被害が出るなどの問題も出ています。


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『野上下郷石塔婆』 埼玉県 史跡

『野上下郷石塔婆』(埼玉県)は 、国指定の史跡です。

高さ約5m(1丈6尺7寸)、幅約1m(3尺3寸2分)、厚さ13cm(4寸)の緑泥片岩で作られたもので、現存する板石塔婆としては、日本一の大きさです。

この塔婆は「仲山城」の落城の際に討死した城主阿仁和直家の十三回忌の供養に、応安二年(1369年)に夫人の芳野御前が建立したもので、「願以此功徳、普及於一切、我等与衆生、皆共成仏」の光明真言の偈が4行にわたって刻されています。

↓ストリートビューで垣間見ることができます。よく探してみてください。


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