『八幡林官衙遺跡』~「渟足柵」の実在証明~新潟県 史跡


天然記念物・国宝・文化遺産・パワースポットまとめて検索!

八幡林官衙遺跡 《基本情報》

名称八幡林官衙遺跡
文化財種類史跡名勝記念物
文化財種別史跡
名称
都道府県新潟県
概要

『八幡林官衙遺跡』 (新潟県)は 、国指定の史跡です。

和島村の北西部の丘陵とその周辺にあり、これまで日本書紀にしか記録がなかった「渟足柵」の実在を証明する「沼垂城」(ぬたりじょう)木簡、奈良三彩などが発見され、丘陵部の大型掘立柱建物の存在とともに、一般的な集落遺跡とは異なる様相が明らかになりました。

遺跡範囲は4万㎡を超え、発掘調査によって奈良時代から平安時代にかけての郡役所(越後国古志郡衙)の関連施設であることが確実になっています。

※「渟足柵(沼垂城)」(ぬたりのき、ぬたりのさく、ぬたりじょう)
飛鳥時代の大化3年(647年)に越国(高志国)に置かれた城柵の1つで、8世紀初めまで存在した日本で最初の城柵と言われています。

【八幡林官衙遺跡】古代長岡の役所跡で、多くの木簡と墨書土器が出土しています。
【門新遺跡】約千年前の書状や漆紙文書があります。
【城之丘遺跡】平安時代の武人が使用した毛抜形太刀(けぬきがたたち)が出土しました。
【下ノ西遺跡】役人の描いた絵画版などが保存されています。
【土用木西遺跡】栖吉の有力者の館が見つかっています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です