『オガサワラシジミ』 天然記念物


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オガサワラシジミ 《基本情報》

名称オガサワラシジミ
文化財種類史跡名勝記念物
文化財種別天然記念物
名称
都道府県
概要

『オガサワラシジミ』は 、国指定の天然記念物です。

オガサワラシジミは、小笠原固有のシジミチョウの仲間で、日本各地に分布するルリシジミや中国にも近縁種が確認されています。

かつては父島、母島などでもよく見られましたが、外来トカゲ(グリーンアノール)が大量に繁殖し、捕食されたことで激減、現在、父島では絶滅したとされ、母島でわずかに見られる程度の絶滅危惧種となってしまいました。

羽を広げた大きさは1.4cm~1.8cm、羽の表面はオスは暗青色、メスは全体に黒褐色、裏側は前羽が灰色、後羽が明るい青緑色で、黒色の斑紋があります。
幼虫は数種の植物の花のみを食べて育ち、特定の木の葉を食べる蝶類とは違う特殊な生態を持ちます。

平成17年(2005年)から行政・研究者・地元NPOによる「オガサワラシジミ保全連絡会議」、母島の住民有志による「オガサワラシジミの会」が設置され、保全と増殖の取組が進められています。


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