『巨勢山古墳群』 奈良県 史跡


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巨勢山古墳群 《基本情報》

名称巨勢山古墳群
文化財種類史跡名勝記念物
文化財種別史跡
名称
都道府県奈良県
概要

『巨勢山古墳群』 (奈良県)は 、国指定の史跡です。

奈良県御所市の巨勢山丘陵にある、古墳時代の中期から末期(5世紀から7世紀)にかけて造られた、前方後円墳4基と、800基余りに及ぶ径10m前後の円墳・方墳からなる、国内最大級の群衆古墳群として知られています。

前方後円墳は5世紀前葉から大形の前方後円墳が造られ、6世紀のはじめ頃には造営はピークを迎え、それまでの木棺直葬墳と、横穴式に石室を造る方式も見られます。7世紀に入ると墳墓の造営は縮小されていきます。

平成21年11月(2009年)に、この史跡指定地内でゴルフ場の拡張工事が無許可で行われ、円墳4基が破壊されてしまいました。
文化庁や御所市教育委員会が復旧に関する検討を重ねて、平成25年5月(2013年)に3年半をかけて復旧工事が完了しましたが、金属製の杭を地山斜面に打ち込んで崩落を防ぎ、緑色の防球ネットをかぶせてゴルフ場からの球を防ぐというもので、復旧というよりは土木工事に近いものになっています。


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