『指宿橋牟礼川遺跡』 鹿児島県 史跡
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指宿橋牟礼川遺跡, 《基本情報》
名称 | 指宿橋牟礼川遺跡, |
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文化財種類 | 史跡名勝記念物 |
文化財種別 | 史跡 |
名称 | - |
都道府県 | 鹿児島県 |
概要 | 『指宿橋牟礼川遺跡』(はしむれがわいせき)(鹿児島県)は 、国指定の史跡です。 縄文時代から平安時代にかけての重層遺跡です。 大正5年(1916年)に、橋牟礼川近くで当時中学生だった西牟田盛軒が2つの土器を拾って教師の瀬之口伝九郎に見せ、考古学者喜田貞吉に評価されたことからこの遺跡の発掘調査が開始されました。 平安期の火山灰地層(貞観16年(874年)3月4日の開聞岳噴火)からは弥生式土器、その下の縄文時代の地層からアイヌ式土器が発見され、この遺跡によって、時代関係が初めて学術的に証明されました。 噴火によって突然埋まってしまった集落は、「先史時代のボンベイ」とも言われ、火山灰の重みで倒壊した家屋や畑、河川、樹木などが多数発見されました。また、噴火記録によって日付まで特定できる国内でも稀な遺跡としても有名です。 |