『真脇遺跡』 石川県 史跡
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真脇遺跡 《基本情報》
名称 | 真脇遺跡 |
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文化財種類 | 史跡名勝記念物 |
文化財種別 | 史跡 |
名称 | - |
都道府県 | 石川県 |
概要 | 『真脇遺跡』 (石川県)は 、国指定の史跡です。 富山湾の入江の奥にある沖積平野にあり、北陸最大級の縄文時代遺跡です。 地下1メートル下から約3メートル下に、約6000年前から約2000年前までの4000年もの期間にわたって、年代順に整然と堆積した国内でも稀少な大規模な遺跡層として、「考古学の教科書」とも呼ばれています。 遺跡からは土偶、真脇遺跡でしか発見されていない「板敷き土壙墓」や埋葬人骨、北陸独特の真脇式土器(おさかな土器)や新保式鉢(鳥さん土器)の土器類、これも北陸特有で、クリの木を半分に割って作られた巨大な「環状木柱列」、日本最古の仮面遺物などが非常に良好な状態で出土し、遺物の豊富さと高い重要性で219点が国の重要文化財に指定されています。 また、300体を超えるイルカの骨の堆積と、イルカ漁に関する儀式に用いられたのではないかと言われる長さ2.5mのトーテムポールのような彫刻柱も話題を呼びました。 併設されている「真脇遺跡縄文館」では、重要文化財の219点を中心とした遺物が展示されています。 |